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池上本門寺、奥庭「松濤園」を一般公開-4000坪の大名庭園の原型
(2008年09月05日)
池上本門寺(大田区池上1)は8月29日から、同寺の奥庭「松濤園(しょうとうえん)」を一般公開している。
同園は江戸初期、桂離宮の建築や茶道で知られる小堀遠州の手により、同寺本坊の奥庭として造られた。自然のくぼ地とわき水を生かした池泉回遊式庭園で、広さは約4,000坪。客殿から俯瞰(ふかん)できる景観が特徴だという。大きな池に洲浜(すはま)・井戸・船着き場・鶴島・亀島・太鼓橋などを配し、静寂で悠々とした雰囲気を醸し出す様式は、その後の江戸期の多くの大名庭園の原型となったといわれる。庭園内で1868年に、西郷隆盛と勝海舟が江戸城の明け渡しのための会見を行ったことでも有名。1936年に東京都旧跡に指定された。
同園は通常は一般公開されておらず、隣接する檀信徒会館・朗峰会館の窓越しやテラスから眺めるだけだが、この時期にだけ公開期間を設定する。毎年、大切に保存される歴史的に価値の高い日本庭園を散策しようと、多くの人々が訪れるという。今年の公開は今月7日までで、同寺では9日間の期間中に約5,000人の来園を見込んでいる。
開園時間は10時~16時。入園無料。
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